【公式note】ココネットってこんな会社
こんにちは。セイノーラストワンマイル株式会社です。
ラストワンマイルノート第1弾「セイノーラストワンマイルとグループ会社」では会社の大枠をご紹介しました。
第2弾の今回はセイノーラストワンマイルグループ、ココネット株式会社についてです。
ココネット株式会社
ココネットは2011年に西濃運輸(株)からカーブアウトする形で設立されました。
所有車両台数は1000台を超え、北海道から沖縄まで、全国幅広い地域でお届けを行っています。
現在は、取締役社長執行役員 堀井のもと、主に食品・日用品・処方薬の配送に特化したコミュニティ・コンシェルジュ・ネットワークの拡大を進め、あらゆる手段を取り入れながら効率化を図り、社会に不可欠なインフラとして地域社会に貢献しています。
現在のココネットの前進としてプロジェクトの立ち上げを行った、当時ココネット社長 河合(現セイノーホールディングス執行役員)は、自身の祖父が買い物に行く途中で自転車で倒れて骨折をし、車いす生活になってしまったという原体験から買い物代行サービスの必要性を想起しました。

■ココネット立ち上げ想いはこちら
■現社長インタビューはこちら

ココネットのサービスとスタッフ
ココネットは「お客様に寄り添った最高のサービス」を大切に日々お届けをしています。
そこには、ココネットのベースにある社会課題の買い物弱者を解消することで "地域で暮らす皆様の心豊かな暮らしを作りたい" という想いがあります。
買い物弱者とは、買い物へ行く手段がない方、身体が不自由で家から出られない方だけではありません。小さなお子様がいて一緒に行くのをためらう方、仕事が忙しくて買い物に行けない方、体調を崩して家から出るのがつらい方などどんな方でも買い物弱者になる可能性があります。
そんなすべての方に、心豊かな暮らしを提供するために、ココネットではサービスを重視したお届けを行っています。
ココネットは、自社のお届けスタッフを「ハーティスト(Heart 心 +ist 携わる人)」と呼んでいます。
ハーティストは「ただ商品を届ける」だけではなく、ご縁をいただいたすべての皆様との関わりを大切に心豊かな暮らしの和をつなぎます。
ココネットの"ハーティスト"によるお届け
■食品・日用品配送
ココネットの食品・日用品配送では、スーパーやホームセンターなど皆様にとって身近な場所からご自宅へのお届けサービスを行っています。
お届けサービスの中には、お客様がお店に行って購入したものをお店からご自宅まで配送する「来店型」と、お客様がネットスーパーで購入したものをご自宅まで配送する「ネットスーパー型」などがあります。
クライアント様によってどのような形が合うかはそれぞれですので、ココネットではご希望に合わせてカスタムする形で導入していただいています。
ココネットはお届け先のお客様だけでなく、クライアント様にも寄り添ったサービスを提供しています。


■処方薬配送
処方薬配送サービス「ARUU(アルー)」は、主に調剤薬局からお薬のお届けを行っています。
お届け先は、お客様のご自宅や別店舗の薬局、施設など様々です。また、お薬の調剤や服薬指導など薬剤師さんにしかできないお仕事以外の部分は、日用品・食品と同様にクライアント様のご希望に合わせてハーティストが行います。※詳しい情報が必要な方はお問い合わせください。
処方薬の配送ニーズが高まる中、ARUUでは当日配送を行っており、その日にお客様のもとへ届けることも特徴の一つです。
サービス名の ARUU(アルー) は健康な生活をしていくうえで欠かせない薬が
あなた(U) のすぐ近くにある
(ARU)。
そういったサービスになれるように名づけられました。
■ココネットから感じるもの
ココネットという会社名は
コミュニティ・コンシェルジュ・ネットワーク
の頭文字から取られました。
コミュニティは「地域社会」、コンシェルジュは「頼れる存在」、ネットワークは「つながっていく」
を意味していて、「ハーティストという頼れる存在が全国に拡がっていく姿」をイメージしています。
さらにこのネットワークを全国に広めることで、地域社会に貢献していきたいと考えています。
■ ただ届けるだけじゃないお届け?
配達ドライバーといえば、運んだ数が重視されるイメージがある方もいるのではないでしょうか?
実際、同じ時間で5個運ぶ人と10個運ぶ人がいたとしたら、個数だけで見たら10個運ぶ人の方が優秀と感じると思います。
しかし、人や会社によってどこに価値を置くのかは様々です。
件数を多く運ぶことが価値だと感じる人もあれば、お客様1人1人がより満足していただけるような丁寧さを重視する人もいます。
ココネットは、クライアント様のご要望に合わせた価値のあるお届けを目指しています。


心をつなぐお届け
ハーティストのお届けは、お客様視点で思いやりを持つことを大事にしています。
そこには、ただ "もの" を運ぶだけではできない価値があると感じます。
例えば、食品のお届けで商品に卵があった時、ただ破損注意の商品としてお客様にお渡しするのと、「卵があるから気を付けてくださいね」とお声掛けして丁寧にお渡しするのとでは、お渡しする "もの" への考え方の違いが表れていると思います。
"もの"だけでなく、元気なお子様が受け取ってくれる時は同じく元気にお渡ししたり、Web会議中のお客様へは小さな声で速やかにお渡しするなんてこともお客様視点の思いやりですよね。
そのようなホスピタリティ溢れるお届けを通じて、ココネットでは買い物の不便を解消する社会の実現を目指します。
丁寧なお届けの中で、効率の良いお届けをするために自社独自の配送システムを活用しています。
システムを活用することで最適なお届けルートを出し、配達先情報の共有を行うことで接客以外の配達スピードを向上ができます。接客面では、耳が聞こえにくい、裏口から声かけてほしいなどお客様備考をシステムで管理し共有することで、どんなハーティストがシフトに入っても同じ配送クオリティを保つことができます。
また、都市部ではクライアント様同士が同じエリアで数台ずつ導入しているケースなどが多くあります。そこで、その地域内の様々なクライアント様からの依頼を集約し、適したハーティストに最も効率の良い配送指示を出すことで、配送効率のアップとお届け費用のコストダウンを可能にしています。
心をつなぐお届けを行うためには、やはりビジネスとしての持続可能性を成り立たせる必要があります。
ココネットの規模やセイノーグループだからこそできる強みを生かし、今後も物流を通じで社会課題の解決を目指します。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
次回はグループ会社である地区宅便についてご紹介します
